返済への第一歩

借金ライフ

こんにちは、アーサーと申します。

このブログは、ごくごく普通の人間が借金人生から人生を立て直していく過程とその先の経済的安定・経済的自由に向けて日々試行錯誤する挑戦の記録です!

私は、20代後半で借金人生を歩むことになりました。金額は1,000万円ほど。(全て自分自身の責任で招いたことなので当然の状況だったのですが。)

ある日を境に常に借金と返済のことが頭の中を埋め尽くし、四六時中そのことを考え続けるような状態です。

いくら考えてもすぐに何かが変わるわけではないことは頭では理解していてもどうしようもなく頭の中を駆け巡る、そんな状況でした。

私自身の無知もあり、返済生活が軌道に乗るまでにも多くの壁を乗り越える必要がありました。

今回は、借金返済の初期段階の状況と返済が軌道に乗るまでに取り組んだ行動を過去の経験に基づいてまとめたいと思います。

今回の内容
  • 返済開始当時の状況と問題点
  • 現状把握の重要性
  • 具体的に行なったアクション

もし、現在お金に困っている方にお役に立てる情報があれば幸いかなと思いますし、何より私自身の反省と今後同じ事態を招くことがないように自戒の念を込めてまとめたいと思います。

混乱の返済初期

当時の私は、借金返済とはどういうものなのか、何から手をつければいいのか、さっぱりわかっていませんでした。

多額のお金を返済しなければいけないということはわかっていましたが、それ以上のことは曖昧、、、という状態です。

また、当時の私はちょっと事情が異なっていました。

本来、何かしら商品やサービスを購入してローンを組んだり分割払いで支払いをする際、毎月お給料が入ると決められた返済額が口座から引き落とされたり、振り込んだりすることになります。

それを計画に沿って、決められた回数(月数)繰り返していく形です。

当時の私のケースは、少し状況が異なっていて毎月返せるだけ返すというという形になっていました。

それは、可能な範囲内で無理なく返済していいですよ。という意味ではなく、生活が破綻しないギリギリのお金を残して残りは全て返済にあてるように。という意味合いです。

そして、その金額を引き下げることは難しいため毎月金銭的な余裕が生まれる余地は基本的にありません。早く返さなければいけないので当たり前と言えば当たり前のことなのですが。

毎月の生活は、お給料が入るとその大半を返済にあてて、残りは必要最低限の生活費を残すのみという状況でこれを毎月繰り返すことになります。

進まない返済

このような生活をしばらく過ごしますが、なかなか返済が進みません。

毎月、生活に必要なギリギリのお金を残して残りを返済にあてているのにそんなはずはないだろうとなるのが通常かと思います。

ですが、実際には思ったように減っていきませんでした。

要因は2つありました。

借金で借金を返すという悪循環

1つ目は、上記に記載した返済の他に複数の返済がある状態だったことです。

大口の1本目に可能な限りの返済をしていて他の返済が回っていませんでした。

そのため、残りの返済をするために別で新たにお金を借りたり、クレジット払いを活用して支払いを遅らせたりという状況です。

今思うと本当に恐ろしいですが、まさに借金で借金を返す状態です。

しかもしばらくそのような状態が続くと金銭感覚が麻痺してしまい、借金をすることに対する抵抗も徐々になくなっていくわけです。

高金利の魔の手

2つ目は、金利です。

当時の私の借入金返済の金利がなんと15%近くのものばかりだったのです。

これも当時、15%が高いのか普通なのか低いのか全くわかっておらず、そんなもんなんだろうくらいにしか考えていませんでした。

多い時には金利だけで10万円近い金額を払っていたことになります。

毎月、可能な限りギリギリまで返済して、足りない分をまた高金利で借りて充当する。

それが複数件並行して進んでいて、あっちに払い、こっちに払い、足りなくてあっちで借りて、こっちで借りて、、、

今月は、総額でいくら払って、新たにいくら借りたのか、元金はいくら減っているのか、全く管理できていない状態です。

唯一、このままでは永遠にこの負のサイクルから抜け出せず、いずれ破綻するということだけは明確に認識することができました。

現状把握の重要性

このままではいけないと痛感した私が、まず行なったことが、正しい現状把握です。

借入金の内容と月々の返済状況を細かく整理整頓しました。

そこで判明したのが、

  • 借入金は全部で5件で5件総額でおよそ1,000万円ほどであったこと
  • 月々の返済は、総額で30万円必要であったこと
  • 月々金利だけで10万円近くあったこと
  • 当時の私の月々の返済可能額は最大15万円ほどであったこと

ということです。

月々30万円返済し、内10万円は利息で実質20万円の返済、そして、毎月新たに10〜20万円の借り入れ、、、

端的にいうとこういう状況です。

これではどれだけ気合いを入れて頑張っても前に進みません。

この状況を目の当たりにして、自らのこととはいえ愕然としたのを覚えています。

このままでは破綻すると感じ、整理整頓してみたら予想通りに、というか予想以上にこのままでは確実に破綻すると確信をしました。

というか既に破綻していると言っても過言ではたかったと思います。

しかし、これで現状把握はできました。

さて、これからどうしようかという話になるわけですが、結論としては、

  • おまとめローン
  • 生活費の見直し(支出の削減)

にたどり着きました。

ようやくたどり着いたスタートライン

行き当たりばったりの金銭管理のおかげで高額な金利を支払続け、返済が遅々として進まず、行き詰まっていた状況で活路を見出せたのがおまとめローンです。

おまとめローンを活用することのメリットは

  • 返済先が一つに集約できること
  • 金利が低くなることがあること

です。

私は、当時、5件あった借り入れを2件にまとめました。

金利も半分近くにすることができました。

そして、私自身の生活費も見直しを行いました。

詳細はまた別の機会にまとめられればと思いますが、生活費の見直しには本当に驚きました。無駄な出費や削減できる支出がこれでもかというほど出てくるのです。

結果的に、

  • 月々の金利を5万円ほどに減らすことに成功
  • 月々の返済可能額を20万円まで増やすことに成功

することができました。

それまで月々0〜5万円しか減っていなかった元金を月々15万円以上まで上げることができました。

遠回りをしましたが、ようたく返済生活の第一歩を踏み出すことができた瞬間でした。

このようにして私の返済生活がスタートします。

今回の学び・気づき

今回の経験から私が得られた学びや気づきは、

『返済開始当時の状況と問題点』からの学び・気づき

物事を深く考えずに目の前のことしか見えていないと目的は達成できない。なんとかなるだろうで済ませてしまう考えの浅さが身を滅ぼす。

『現状把握の重要性』からの学び・気づき

必要な情報を整理整頓することによって、今、何が起きていて、問題は何なのかがわかることがある。何事においてもまずやるべきことは正しい現状把握。

『具体的に行なったアクション』からの学び・気づき

問題点を明確にすることができれば、何かしら打ち手は必ず見つけることができる。正しい方向に進むことができれば更なる選択肢も生まれてくる。

ということです。

この後、私は、どうしたら収入を増やせるか(収入が増えた分返済を増やせる)、どうしたら支出を減らせるか(支出が減った分返済を増やせる)、ということをひたすら考え試行錯誤していきます。

また一つずつまとめていけたらと思います。

今回は、私が借金生活に陥り一番初めにぶつかった壁とそこからの気づきをまとめさせて頂きました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました